リンク紹介―ミート再考 / P&R passing / スモールラインナップ再考―
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今回は、以下の三つの記事(ないし動画)を紹介したいと思う。
日本のバスケットボール教育でよくありがちな「ボールミートでズレを作る」という思想を批判した記事である。
実際のナショナルチームの試合を取り上げており、ミートでギャップを作って攻めたプレーは少なくて、多くはスクリーンを使ったズレからのドライブであったり、ドリブルドライブやフェースドライブ(対面してからのドライブ)といったプレーが多いということをデータで示している。
このため、ミートでギャップを作るプレーは、あくまでごく限られたシチュエーションのプレーであり、したがってドリブルドライブやフェースドライブをきちんと想定した練習の必要性が強調されている。
Pick and Rollにおけるパスを細かく分類し紹介した動画である。ロールインに対するパス一つとっても、普通のパス、ロブパス、アーリーパス、レイトパス、ディープドライブ・レイトパスといった様々なパターンが網羅的に紹介されている。
もちろん、Rollへのパスだけではなく、PopやReplaceへのパスなども事細かに分類・紹介されており、PNRプレーを極めるにあたって視聴の欠かせない動画と言えるだろう。
college-hoops-japan.blogspot.jp
Golden State Warriorsのビッグマン不在のラインナップ(Death Squad、スモールラインナップ)を取り上げ、「サイズ自体は小さいが、ウィングスパン・スタンディングリーチ、ジャンプ力でDF力がカバーされている」という”身も蓋もない”事実が解説されている。
裏を返すと、単純なサイズよりも、腕の長さや跳躍力を加味した「トータルのリーチ」がDF力において重要であることが示唆されている。